東京都現代美術館で開催中の「高橋龍太郎コレクション」日本の現代美術の質・量の最高峰と称されている精神科医高橋さんのコレクション展へ。コレクションの総数は3500点を超えるそうで、数にまず驚き更にそれぞれの作品内容の素晴らしさにまたまた驚されます。第一室の草間彌生さんの大きな「黄色カボチャ」が目に入るついこれは〇〇〇位するなと職業病で価格を想像してしまう。会場内次々と、現れるインパクトある作品群にもう価格はいいかなとコレクター目線で絵画を楽しめました。来場者も多く、そのほとんどが若い方々!私が取り扱いしていた、昭和・平成の日本画ではないですね時代は・・・中でもこの池田学さんの「興亡史」の作品が良かった数メートルのキャンバスに、1mmに満たないペンとカラーインクで描いた細密描写・・・イヤー凄い世界感。作品の裏側がとても気になって、写真撮影(私くらいですね)これがなかなか興味深い1990年代まだ、世間が現代美術の良さが誰もわかってない時に高橋さんは作品コレクションを始めています。その未来を見据えたコレクター目線に感動した展覧会でした。