横浜高島屋で開催中の長谷川天幸さんの「実来宝截金展」へとても格好いいタイトルで(みらいほうきりかね)と読みます。昨年の一月に、同じ横浜高島屋での截金展を知人の吉田さんから紹介され、その時に「截金(きりかね)」をはじめて知りました。美しい胡蝶蘭の世界を日々発信されている「”ソーリ” 吉田茂さん」が贈られた華やかな胡蝶蘭、漆塗りの作品達とコラボレーションしてとても美しく咲いていました。私は2回目の訪問で、今回驚いたのは昨年とは全く違った天幸先生の風格漂い落ち着いた佇まい、高島屋さんで4回目の開催となり順調な歩みがうかがわれました。身近に六角形や八角形はありますが、何故か七角形はないですね。誰もチャレンジしなかった、七角形への新しい試みと伝統的な麻の葉文様に独自のアレンジを施し「実来宝截金」として制作されています。目に留まったのが「龍の作品」で躍動感があります。お客様の好みに合わせて様々なオプションがあるそうで仕上がりへの期待が膨らみますね。剝がれない「截金」はステップアップを続けています。時の経過やコレクターとのふれあいと共に風合い・輝き・表情が奏でる心地良いメロディーお客様色に染まった工芸品の数年後が楽しみですとその先生の言葉に作品それぞれへの深い想いが伝わって来ました。長谷川天幸さんの截金は、貴方へ日々の潤いを与えてくれます。横浜高島屋7階 特選会場 8月27日(火)まで開催中神仏画・曼荼羅 截金製作の最高峰である長谷川天幸先生「実来宝截金展」