絵画の画集は、絵を見て「素晴らしい」「感動した」「癒される」など色々な感想をお持ちだと思いますが!画廊主は絵より後半の年譜・画家の言葉・専門家の説明文・・・このページの滞在時間が長いです。画伯の出身地は?何年生まれ?師匠が誰?・・・数々の疑問の答えがあります。お客様に絵を説明する際の隠れたエピソードを一生懸命探しながら読んでいます・・・何度も♪そこで☆発見☆ 福田平八郎先生の絵のサイン(落款)の下に赤い印。四角い枠の中によく見ると「馬と安」。何か深い意味や先生の別名があるのか不思議でした。この答えは年譜のはじめにありました。明治25年大分市に生まれる。父「馬太郎」母「安」 平八郎先生は親孝行で、絵の中にも両親の名前を用いたそうです。画集の説明文を読むと、色々な発見がありますよ・・・ ♪~資料には 先生方の写真が良く掲載されています~日本美術院再興記念 (大正三年九月 撮影)偶然本のあいだから写真が出てきました。明治~大正~昭和と活躍された日本画の巨匠画家の方々。横山大観・安田靫彦・下村観山・木村武山先生・・・など、着物で髭をはやして背筋を伸ばした燐とした姿勢は、さすが名作を世に数々発表された先生達です。左から三番目の横山大観先生は、この撮影の後昭和31年までに日本を代表する画家となり、いまなお大観先生の富士 海噸など多くの作品の購入希望があります。この座敷に紙と絵筆を持っていき、富士の図・古代人物の図・綺麗な山水図・・・など描いて欲しいですね。♪ ♪ ♪ 素晴らしい展覧会が出来ると思います ♪ ♪ ♪右側から4番目 口髭が似合っているのが下村観山画伯 左側から4番目 横山大観先生の隣が安田靫彦画伯 床の間に飾られているのが岡倉天心先生