お客様からは「富士の背景には金色で大きく山が描かれ、旭日はないですが、左手前には緑の松の木々があり明るい綺麗な絵です」。なかなか高評価が出来そうな作品と思われ期待が膨らみます。最後の確認項目は制作年代の特定です。Q. サインは何色で書かれていますか?A. 金色です!Q. 額装の特長をお聞きします。どのような感じですか?A. シルバー調で、ステンレス製の枠を用いた額装です。ここまで約3分20秒。査定に必要な情報をお聞きできたので、残り1分で評価価格を判断してお答えしたいと思います。実際に作品を見ていませんが、絵のサイズは10号で直筆の共シールが額の裏に貼られています。○○先生の富士図は人気で、残念ながら旭日はないですが、背景の金泥と手前に描かれた松の木々が査定ポイントアップです。サインの金色とシルバー調の額装は最も評価価格が高い晩年の作品と思われます。以上の項目を総合的に判断して・・・評価価格は450万円前後と思われます。ここまで4分20秒、お電話での美術品査定価格をお答え出来ました。より正確な価格は実際に作品をみて、状態確認など行う必要があります。また、売買の際には所定鑑定機関での鑑定を行い鑑定書の取得を行います。ご所有作品が本物か偽物か知りたい。でも写真を撮るのが面倒で…。作品を送るのは怖くて出来ない。メールは苦手で送れない…!などでお困りの方。一本の電話で美術品の評価相談が出来ます。まずはお気軽にお電話下さい。