床の間に掛ける ~ 軸 ~ 日本文化を感じ観ていると心がやすらぎます。軸のどこを見ますか…?まずは、絵を見て絵の落款みて軸の裂に目が動き、最後に縦にぶら下がっている風帯と呼ばれる飾りに感心が・・・これが一般的な流れだと思います。プロは、その後一番下に出ている象牙を見て、表装のレベルを確認!軸先が本物の象牙か偽物の象牙か絵の評価に重要な確認作業を判断します。しかし、裂に隠れて 丸い棒 が軸装の下支えをしていることは表具職人しか知らないポイント。ちょっと軸棒を外してみましょう…♪象牙は両側だけで中側はそのままの ~ 木材 ~ です。よく見ると棒の真ん中辺りに長方形の細工が・・・なんでしょうか?実はこの中に錘が埋め込んでいます。何故か不思議でしょうが、錘で棒のバランスを整え表具が、胸を張って展示できるようにしているのです。目に見えないところで 丸い棒 は,頑張っています。掛け軸,絵がないですね。 額装に替えました・・・