震災から10年の時が過ぎようとしています。私の住んでいる浦安でも液状化現象が起こり1ヶ月近く下水道が機能しないなど甚大な被害を経験しました。お付き合いのあるギャラリーのオーナーから、震災写真展を行うので手伝って欲しいとの依頼があり、展示と構成を行いました。福島県浪江町で撮影された50枚近くの写真は、津波が襲ってくるまさにその瞬間から、被害拡大、原発事故 、惨状、復興、そして、希望が見えてきた現在の状況へと10年の月日、 その真実を伝えてくれます。震災から現在までの月日に沿って写真を展示貴重な震災関連の書物や町を支え続けた消防団の法被も飾られています。会場で特に目に留まった一枚の写真 は、 「真っ直ぐカメラを見 つめ る日本人形」 その眼に震災はどのように写っていたのか・・・。震災後突然、町から人の姿が消えた。そんな悲劇が起こった場所。福島県双葉郡浪江町。すべてを失い、全国に散り散りなった浪江の人たちは、数多くの苦労を乗り越えて、再会を果たし少しづつ町を元の姿へ、以前よりもっと素敵な街へ復興するべく希望の力を注いでいます。~ 是非足をお運び いただき ご覧 頂けると幸いです。宜しくお願い致します。 ~